IT関連のスキルを活かして、フリーランスのプログラマーやシステムエンジニア、Webエンジニア、Webデザイナーとして独立する人も少なくありません。
とは言え、フリーランスは実力主義の世界です。独立後にどれだけの収入が得られるかは、本人の実力やスキルに加え、仕事を受注する営業力や、クライアントと取引きする交渉能力によっても変わってきます。
さらに、フリーランスとして成功しやすい職種とそれ程でもない職種もあります。例えば、単にマニュアル通りにルーティン作業をこなすだけの運用保守業務の場合、賃金も低く抑えられがちです。

逆に高い年収が見込めるのがコンサルティング業務やプロジェクトマネージャーですが、これらの職種は賃金が高い分、数あるIT業務の中でも特に難しい仕事とされています。
この他に成功しやすい職種としては、Webエンジニアが挙げられるでしょう。これはWebサイトやアプリの制作や開発に包括的に関わる仕事ですが、先のコンサルティング業務と比べれば難易度は高くはありません。
ただ初心者から始めるには、プログラミング言語をマスターするなど、広範囲に亘る学習が必要になります。

Webエンジニアへの需要は高く、フリーランスになっても案件の獲得に困ることはないでしょう。実際年に1000万円以上稼いでいるフリーのWebエンジニアも少なくありません。IT業界は今後も成長を続けると見込まれる反面、人材不足が問題になっています。Webエンジニアに対する需要も拡大する一方なので、将来的にも続けやすい職種と言えるでしょう。